ウェディング準備で最初に時間をかけてほしい大切なこと

5月のウェディングのお客さまと、アルバムのお渡しを機に久しぶりにお会いしました。

やりたいウェディングができました!と語ってくださったおふたり。
ゲストの皆さまから今までで1番楽しかった!というコメントがあった、という嬉しいご報告もいただきました。

今回、私がプロデュースさせていただいたのは、登録している会社のお客さまとプランナーという関係性でした。
そもそも、おふたりがご相談にいらしたきっかけってなんだっけ?という話になったのですが、
そのきっかけこそ、おふたりの結婚式を成功に導くとても大切なこと。
そして、かけるべきことにしっかりと時間をかけていただけたこともよかったのです。
ぜひこれから結婚するお友達に伝えて!と、私もつい熱く語ってしまった大切なこと、
せっかくなのでまとめておこうと思います。

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ふたりで同じ「夢」を見ること

結婚が決まり、とりあえず雑誌を購入していろいろ見ていたというおふたり。
式場の写真を見ながら、ご新婦はこれもいいな、あれもいいな、と夢がめいっぱいふくらんでいたそうです。
一方、その様子を冷静に見て、夢を叶えてあげたいけれど予算もふくらみそうだなぁ、と感じていたご新郎。
そこで、私が登録していた会社の資料を見て「カウンセリングに行ってみようよ」とご新郎がご新婦に投げかけたのだそうです。

ウェディングに関して、女性は多くが小さいころからの夢を持っており、その夢は結婚が決まった瞬間からふくらんでいきます。
それに対して、男性は多くが冷静です。
最初からかなりの温度差があると言っていい状態です。
でも、結婚式はふたりで創るもの。
ふたりが同じ夢を同じ大きさで見る必要があるのです。

ふたりだけで夢を見極めて、これだ!と決められればいいのですが、
大きな温度差ができている状態では、ふたりだけでやろうとしてもなかなか難しい作業になるのです。
だからこそ、ニュートラルな第三者が入って、おふたりの温度を同じにするといいのです。
熱くなっている新婦はちょっとだけクールダウンを、冷静な新郎には気持ちをホットにしながら、
ふたりで共有できるウェディングの夢を一緒に見極めるわけです。

ヴィジュアルよりも大切なことを掘り下げる

実は、結婚式のヴィジュアルを整えるのは簡単。
持込み禁止!という制約だらけのウェディング会場でも、提示されたものを選んでいけば普通にウェディングはできますよね。

コンセプトを立ててウェディング準備をすることは、今や一般的になっていますが、
コンセプトはなくても、必要なものさえ選べばウェディングの「形」は整います。
更に言えば、ヴィジュアルに関することだけでコンセプトを立ててもウェディングはできます。

結婚式について考えよう、と雑誌やネットを見ると、そこで目に留まるのはほとんどがヴィジュアルです。
夢の会場、夢の衣裳、夢の装飾……。
見た目ももちろん要素としては大切なのですが、もっと大切なことがあります。

結婚式を行う目的や想い
ヴィジュアルという外見的、視覚的なものに対して、目的や想いは内的、心的な、つまりメンタルな要素です。

掘り下げるべきはメンタルなコンセプト。
何のために、どんなことを伝えたくて結婚式をするのか。
見た目を追求するのは簡単ですが、それだけでは演出等を決めるときに必ず息詰まってしまうはずです。
そして、結婚式をするために切っても切れないお金の問題を考える際にも、メンタルな要素が大きく影響するのです。

お金の使い方をしっかり決めてから会場を選ぶ

多くの人は、結婚式にふんだんにお金を掛けられるわけではありません。
私も、プランナーとして無駄なお金をかけてほしいとは思っていませんし、それぞれのカップルにふさわしいお金の使い方をするべきと考えています。

日本の場合は、何はともあれ、まずウェディング会場を見にいく、という流れが定着しています。
でも、会場に行ってしまうしまうと、残念ながらメンタルな要素が見えにくくなってしまうのです。
なぜなら、アピールしてくる要素がほぼヴィジュアルだから。

中にはちゃんとメンタルの要素を聞いてくれるところもあるでしょうが、彼らはカップルに申込みをしてもらうのが仕事。
「うちはおふたりには合わないから他に行ったほうがいいですよ」とは、普通は言いません。
(以前所属していた会社では多くのプランナーがそういうお話もしてしまっていましたが……まだまだのんびりした時代だったのだと思います)

そして、会場それぞれにどうしても「制限」があります。
もちろん、衛生的なこと、実施にまつわることなど、当然の制限もありますが、理不尽な制限を設けている会場もあります。
良心的な、スキルのあるプランナーがいれば、制限の内容をきちんと説明し、それを踏まえた上で希望に沿うように努力し、アドバイスしてくれるでしょうが、
低スキルのプランナーだったり、悪意を持った会場だった場合は、会場の条件を隠してでも希望と合致するように見せて申込みに持ちこむところさえあるのです。

制限が多すぎて困ったり、予算が想像以上にふくれ上がるであろうことを、ちゃんと想定して申込むならいいのですが、
それが想定できていなかった場合は、悲劇です。

素敵なことはもちろんいいことです。
しかし、ウェディングは見た目ではないし、ゲストはそれ以外のところもちゃんと見て、感じています。
おもてなしには食事や引出物も大切ですし、心地よい場所やサービス、プログラムも大切なんです。

ヴィジュアルはお金さえかければどのようにでも作れます。
こういう建物でなきゃイヤ!ということでなければ、ヴィジュアルを好みの雰囲気に仕上げることはそれほど難しいことではありません。
焦る必要はないんです。

ただし、以下のポイントについては、冷静な見極めがとても大事になってきます。

・きちんとしたサービスをしてもらえるのか?
・やろうと思っていることは全て実現できるのか?
・お金はいくら掛かるのか?

これらを見極めるために必要なのが、目的や想いといったメンタルの要素です。
実は、これらをまとめると(少々乱暴かもしれませんが)以下の一文に集約されます。

自分たちが本当にお金をかけるべきことは何なのか?

いいものにはお金がかかる、手厚くしようとすればお金はかかる。
衣裳なのか、装飾なのか、料理なのか、場所代なのか、サービスなのか、アイテムなのか……。
自分たちが大切にしたいこと、きちんと予算をかけたいことをふたりで決めておく。
会場選びをする前にやるべきことは、その作業であり、そこに最も時間をかけるべきなんです。

長くなりましたが、大切なことはこれなんです。

私が出会ったおふたりは、最初に新郎が勇気を持って新婦にその作業をしてみようよ、と投げかけました。
それに応じた新婦も、相手の考え方を尊重し、それも試してみようと勇気を出してそれに応えた。
きっかけとなったのは、もう1つの大切なポイント。
おふたりのコミュニケーションの深さからきていたのでした。

「彼女の思うように」と言いながら、実は彼女にウェディングの準備を丸投げてしまっているあなた。
彼を置き去りにして、こんな教会がいいな、あんなドレスが着たいなと盛り上がっているあなた。
ウェディングとは、新郎新婦ふたりともが当事者です。

プランナーがおふたりのこと、ウェディングのことをあれこれお聞きして、ご提案する「カウンセリング」とは、

  • おふたりにひとつの「夢」を見てもらう
  • ヴィジュアルとメンタルの2面の希望を掘り下げる
  • 予算とその配分を明確にする

会場から先に決めるのではなく、どんなウェディングをするのかを先に決めて、それに合った会場を探す。
それが、Prima!における「カウンセリング」の作業です。
知識や経験値を持っているからこそわかること、見極められることを提供しますので、
まずはぜひご相談にいらしてくださいね。

参照記事「いい即決、悪い即決」
http://www.prima-fraucommunity.com/2015/01/location_contract/


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